はじめに
今回から数回に分けてプロジェクト化の様子をお伝えしていきます。
掲載許可をくださったのは社会福祉法人はぜの実会様です。
この場を借りてお礼申し上げます。
プロジェクト化とは
各職員が思っている自施設の課題を開示・整理・共有する手順です。
それが完了したら、優先順位をつけて、今年のテーマとして改善に取り組んでいきます。
はぜの実会様は、プロジェクト化のプロセスに全員が参加することにしましたので、3グループに分けて実施します。
今回お伝えするのは第1回目の様子です。
プロジェクト化の様子
ご覧の通り、皆様和気あいあいと取り組んでいただいております。
同じ職場であっても、意外とコミュニケーションの相手は偏ります。また、コミュニケーションをしていても、職場改善を話題にすることは殆どないということも多いのではないでしょうか?
実際、今回の現場でも、「中々話さない職員と話をして、自分では意識できなかった課題に気づかされた」とのお声がありました。
はぜの実会様では今回の取組に先立ち全職員対象のヒューマンスキル研修を行い、積極的な意見交換ができる心理的土壌を整えていましたので、かなりの数の意見・提案がありました。
所感
グループで挙がった意見をすべて眺めていると、職員の皆様が如何に様々なことを考えているかが分かります。
重要なのは、それを声に出せる施設なのか、出せない施設なのかです。
今後介護事業所の生き残りを左右するのは、端的に言ってしまえばその点なのかも知れません。
それでは次回以降はもう少しプロジェクトの中身に踏み込んでお伝えをしていこうと思います。
どうかお楽しみに。