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【解説】CareTEX福岡2018 専門セミナー「介護事業所の経営者・施設長必見!人材定着と組織力強化のための職場改善のポイント」の担当講師による解説①

過日(2018年7月3日~4日)開催されたCareTEX福岡2018で筆者が登壇したセミナーがおかげさまで大変好評を頂き、当日立ち見での聴講のご参加まであり、その後セミナーに参加できなかった業界関係者からセミナーに関する問い合わせも多数頂きましたので、当HPでセミナーの解説を数回に分けて記事にさせていただきます。

 

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(資料1/2)

(資料2/2)

 

介護・福祉・医療業界に限らず、組織の継続的な成長と活性化を望むなら王道的な取り組みとして、自組織に対して3方面からの改革や改善が必要とされています。
3方面とは、「①経営の改革」「②制度・仕組みの改革」「③考え方と行動の改革」となります。

特に介護・福祉・医療業界は、今後どれだけ省力化・ロボット化・システム化が推進されても、基本、人(職員)で成り立つ典型的な労働集約型産業です。
更に業種の特徴として人(利用者・患者等)の命を直接的に扱う専門職集団ですので、とりわけ経営の仕組みの中で人的経営基盤の強化が必須となります。

3方面どれもバランスよく取り組む必要がありますが、とりわけ人に関する改革(考え方と行動)は重要な要素だと考えています。

改革や改善とは、現状に変化を起こすという事になりますが、介護業界は変化より現状維持の経営スタイルが主となり、今までと同じ事をして今までと同じ成果を期待する傾向が強い感がします。
これは介護も福祉も医療も国の法律や規制で自社の都合で変化し難い経営条件であることも関係しています。
しかしながら他の業界では、今まで同じ事をしていて常に変化する厳しい経営環境の中で、同じ成果が望める事は無理であるという常識があり、一般企業では「変化しない事はリスクである」と考えられています。
つまり、介護・福祉・医療業界(医療は変化対応に敏感になりました)の現在の経営思考はリスクそのものであると言えるのかもしれません。

~セミナーでは時間的な制約があり、人(考え方や行動の改革)につていの業界的な課題点について講義させて頂きました。~

次回は人的経営基盤をベースにした強い組織体について解説します。

 

 

記事署名:SPEC Labo. 佐藤康弘

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